ワクチンの接種方法

ワクチンの接種方法は３つあります。
「注射」「経口」「経鼻」に分けられます。

ほとんどのワクチンにおいて、皮下または筋肉に注射に注射します。
　一般に不活化ワクチンでは筋肉注射、生ワクチンでは皮下注射が推奨されます。不活化ワクチンに含まれるアジュバントを含む、発赤や腫れなどの局所反応がみられやすく、皮下注射よりも筋肉注射の方が腫れにくいためです。また免疫原性は同等、もしくは血流の豊富な筋肉注射の方が高いとされています。一方、生ワクチンは免疫原性が高く、皮下注射でも問題ありません。ただし実際に接種するときには、添付文書の記載してある接種方法を遵守してください。
　筋肉注射の接種方法については、こちらをご覧ください

BCGは「経皮接種」管針法（スタンプ方式）で、上腕の2ヵ所にスタンプを押しつける方法で接種します。

・ワクチンを口から飲みます。

・鼻からスプレーを噴霧します。

以下、ワクチン接種方法のポイントを紹介します。

・2種類以上のワクチンを接種するときは、互いの接種部位を2.5cm以上を離します
・痛くないワクチンの打ち方（注射）のコツがあります
・通常、接種するときに手袋は不要です
・接種した後には、記録を残します