ワクチンと病気について
ワクチン情報
ダニ媒介脳炎ワクチン
- 2021-04-07
ダニ媒介脳炎ワクチンについて
商品名:FSME-Immun® , Encepur®
予防できる病気 | ダニ媒介脳炎 |
ワクチンの種類 | 不活化ワクチン FSME-Immun® , Encepur® |
定期/任意/輸入 | 輸入ワクチン |
接種回数 | 3回 |
接種量 | 0.5ml |
接種間隔 | FSME-Immun® :①と②の間は 4-12週(急速法は2週), ②と③の間は 5-12か月あける Encepur®:①と②の間は 4-12週(急速法は1週), ②と③は9-12か月あける(急速法では②と③は2週間あけて、さらに④を③の9-12か月後) (緊急法は、①と②の間は7日、②と③の間は2週、③と④の間は12-18か月あける) |
費用 | 要問合せ(施設により異なる) |
ワクチンの効果
3回接種後の効果は約100%です。接種から3-5年たつと効果が減弱するため、3-5年ごとに接種が必要です。
どんな人にお勧め?
・ダニ媒介脳炎ウィルスが伝染している地域の住民全員。
・TBEが流行している森林地帯での野外活動を計画している人。
例:就労目的(農業、木こり、野外活動・森林管理者、森林の環境調査団、軍人・傭兵、政府・国際団体などでそれらの地域に赴く方)、冒険旅行する人、広範囲に野外での活動する人など。
・TBEが流行している森林地帯での野外活動を計画している人。
例:就労目的(農業、木こり、野外活動・森林管理者、森林の環境調査団、軍人・傭兵、政府・国際団体などでそれらの地域に赴く方)、冒険旅行する人、広範囲に野外での活動する人など。
接種スケジュール作成のポイント
標準的な3回投与を行い(上述)、3年後に追加接種、その後は年齢に応じて5年ごと(60歳未満)、3年ごと(60歳以上)の追加接種を継続します。
ワクチンの副反応
ワクチン接種による一般的な副反応以外に、ダニ媒介脳炎ワクチンに特異的な副反応報告はありません。
ワクチンの禁忌
卵アレルギーの人は接種が禁忌です。
妊婦や授乳婦、自己免疫性疾患のある人は、ダニ媒介脳炎のリスクが高い場合に限って接種が勧められます。
妊婦や授乳婦、自己免疫性疾患のある人は、ダニ媒介脳炎のリスクが高い場合に限って接種が勧められます。
参考サイト
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